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ネコティアスの時事コラム

2010年01月22日
(2009年10月29日)

ネコティアス
「民主党ではやはりだめだった」といっても
どこにも代わりがいない泥沼にはまったのか?
 

日本はついに没落のトンネルの奥に足を踏み入れてしまったのか。 トンネルに入っても、そのうち出口があるさ、と考えもなしの集団行進のさなかに見えたと思った光らしきものが実は手に持っていた懐中電灯の光の反射でしかなかったとなるとその落胆はそれまで以上になることは想像に難くない。

民主党政権がこれほど短期間に無能さをさらけ出すとは予想外であった。 さらに悪いことに無能であるだけでなく基本哲学もなく組織としての指揮系統もバラバラであることが発覚してしまった。 最悪である。 前回のコメントで官僚支配の復活は2年以内と予想したが2カ月で達成されてしまった。
太平洋戦争で最終的に原子爆弾による大量殺戮されることになっても、その責任をだれにも(もちろん自分にも)追及しない国民性を考えるとこれからの長いトンネルの先にまだ普通の出口があると期待しながら歩き続けることになる確率が最も高い。 その中で死屍累々となっても光がない中ではそれを見ることもないのであろう。

事ここに至っては内需の急激な縮小は避けられず、今後は「上がれば売り」の自己防衛戦略以外に生存戦略はなくなった。 搾取をさらに厳しくするもの(官僚と大企業)とされるもの(それ以外の国民)の2種類しか存在しないことになる。 このサイクルは捕食者の餌が消滅するまで続くことは歴史が証明している。 これは将来を見据えたリーダーの出現で避けられる事であるだけに残念でならないが、そもそもリーダーシップと変革を望まないのであるから「転げ落ちる現状」が、戦火か天災による急激な方向転換が起こるまでは、維持されるのは自明である。



以 上
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